弘済みらい園・弘済のぞみ園は、児童養護施設と児童心理治療施設を併せ持った
全国でも珍しい複合型施設です。本来は異なる2つの施設ですが、子どもたちは同じ建物内で、
同じ日課やルールのもと、ほとんど変わりない生活を送っています。
もちろん、施設ごとに子どもの特徴には大きな違いがあります。
例えば、一方では発達障害などのために集団活動が苦手な子どもが多かったり、
もう一方では知的障害のために能力に制限のある子どもが多かったりします。
本来は別の建物内で、別の日課やルールのもとで生活するのが一般的かもしれません。
しかし弘済 みらい園・のぞみ園では、そんな個性豊かな子どもたちが集まることによって、
出来ないところをお互いに助け合い、個人としてではなく集団として成長する「協同」施設を
目指しています。共に支え合い、励まし合いながら成長することで、子どもたちには生涯続く
「仲間づくり」を体験して欲しいと願っています。
職員は子どもへの支援をより良いものにするため、日々、専門性の向上に努めています。
対外的な研修への参加のほか、定期的な園内研修、職員がお互いに学び合う職員勉強会なども
行っています。もちろん、子どもの処遇について検討する園内ケーススタディや関係機関との
ケースカンファレンスなど、実際の子ども1人ひとりについても考えていきます。
また、子どもだけでなく職員も「協同」しながら仕事をしています。
両施設の職員が施設の垣根を越えて
お互いに足りない部分を補い合い、
助け合いながら弘済 みらい園・のぞみ園という
ひとつの複合型施設を支えています。
それが子どもたちにとっても、支え合いや
助け合いの良いモデルとなっています。
ひとりで背負い込まずにみんなで解決していく。
弘済 みらい園・のぞみ園は、
そんな「協同」の温かさを感じられる職場です。
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- 7人程度の職員のローテーションでチーム実践を行っています。
また、児童の安心のため、それぞれの生活ユニットに夜勤者を
配置しています。
- 7人程度の職員のローテーションでチーム実践を行っています。
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- 子どもの声と心と身体に耳を傾けて寄り添える方。
他職員と協力して子どものために動ける方を求めています。
- 子どもの声と心と身体に耳を傾けて寄り添える方。