弘済 みらい園・のぞみ園は4つの生活ユニットに分かれています。
各ユニットに子どもたちは20人、職員は7人が程度で、子どもたちは安心・安全な環境で生活しています。
日々の生活のふれあいから子どもたちは心理的欲求を満たし、自己肯定と他者に対する信頼感、
自己コントロール能力や対人コミュニケーション能力などを獲得していきます。
そして、仲間たちと生活することで、心身の発達や社会スキルの学習を行い、
自立に向けた成長を遂げていくのです。
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- 子どもひとりひとりを大切にし、安心で安全な生活環境を整え、基本的な生活習慣を獲得していく「育ちなおし」を行っています。それぞれの児童の発達段階や状況に合わせて、子どもに寄り添った生活支援を行っています。
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- 子どもたち自身で生活を良くしていくため、グループワークを取り入れています。各生活ユニットの代表による「代表者会議」ではルールの見直しなどを、子どもたちと職員とで話し合って決めるようにしています。
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- 生活していく上で大切にすることとして、9つの生活目標を掲げています。それに基づいて一貫した指導を行う中で、人を思いやる気持ちを育て、「育ち合い」の関係を作っていきます。
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- クラブ活動は中学生は野球とバレーボール、小学生はフットサルとソフトバレーに取り組んでいます。週1回の作業園芸活動では、園内外の環境整備や農作物の栽培などを行っています。
<小学生>
- 自分がしてもらってうれしいことは、他の人にもできる自分になっていく
- 自分がされていやなことは、他の人にしない自分になっていく
- 「ポン パッ オハヨウ ハイ パチン」ができる自分になっていく
<中学生>
- 自分たちの生活をよくしていく努力をみんなとともにしていく
- 弱い者いじめや暴言・暴力・不ゆかいな態度などで人のこころを傷つけない
- 日課や取り組みを真剣におこない、自分に自信をつけていく
<高校生>
- 小中学生に色々としてもらっている分、よい相談相手になっていく
- みんなの役に立てているのかどうかを考える人になっていく
- 目標を定めて、それに沿った生活ができるような人になるよう努力していく