弘済 みらい園・のぞみ園の日常を綴ります。
あすはな出張塾
2017年10月30日(月曜日)
今日は弘済独自の学習支援「あすはな出張塾」について紹介します。
あすはな出張塾は、「あすはな先生」と協力して開催している園内の塾です。
〈あすはな先生って?〉
あすはな先生は、発達障害や不登校といった特別なニーズのある子どもたちを対象に
臨床心理士が中心となって立ち上げた支援事業です。
家庭教師、学習塾(学習支援)、ソーシャルスペース(社会性発達支援)というサービス
を通して、子どもたちの「成長」と「自立」の支援を心理面や教育面で行っています。
アウトリーチ型の支援(訪問)とインハウス型の支援(教室)の両方を実施していて、子ど
もたちのニーズに合わせて柔軟に対応することができます。
また、特別なニーズのある子どもたちを支援する支援専門家の育成にも積極的に取り
組んでいます。
(Webサイト http://asuhana.jp/)
「あすはな」という名前には、「“あす”に“はな”咲くたねを育てる」という意味が込められて
いるんだそうです。素敵なネーミングですね。
弘済の子どもたちは専用の小中学校に通っているため、外部の大人や子どもと交流
する機会があまりありません。
中学3年生ともなれば受験のために外部の塾に通う必要がありますが、いきなり外部
の塾に通わせるのは、これまで大きなハードルがありました。
あすはな出張塾は、あすはな先生と弘済がそれぞれ講師を出し合うことで、アウトリー
チ(訪問)なのにインハウス(教室)という独自の形が出来上がっています。外なのに内、
内なのに外。この絶妙な空間が、弘済の子どもたちを外の世界につなげる橋渡し役と
なってくれるのです。
あすはな先生、今後も弘済の子どもたちをよろしくお願いします。
(長谷)