弘済 みらい園・のぞみ園の日常を綴ります。
IKEAさんによる劇的ビフォー・アフター
2017年07月10日(月曜日)
みなさん、「IKEA FAMILY 子ども基金」をご存知でしょうか?
これはイケア・ジャパンが収益の一部を基金として積み立て
子どもたちの成長を支える施設を対象に、IKEAの商品を寄付
したり、インテリアデザインなどを行ったりしている活動です。
今年度は弘済が対象施設となり、IKEA鶴浜店のスタッフさんと
綿密な打ち合わせを重ねた結果、6月26日、27日、ついにイン
テリアの改修工事が行われました。その劇的ビフォー・アフターを
この記事ではお伝えしたいと思います。
弘済には、高校生などが1人暮らしを想定して自立訓練を行う専用の
建物「自立訓練棟」が存在しません。そのため、子どもが自立訓練を
行う際には、ふだんは使わないベッドやテーブルだけが置かれた部屋で
なんとなく1人暮らしを体験してみるくらいのことしかできませんでした。
それが下の写真です。
…なんとまぁ、生活感のない部屋でしょう。なんとなく薄暗く、カーテンで
外の世界と切り離された感じがして、気が滅入ってくるようです。もちろん
家具などもないので、1人暮らしのイメージは湧きにくかったと思います。
この部屋が、下のようにリフォームされました。
…なんということでしょう!!
カーテンが外光を自然に取り込み、室内が明るく輝いています。
入り口に収納家具を配置したことで、擬似的なカウンターが生まれ
1人暮らしの部屋らしさを演出しています。そして緑を基調とした
アクセントが、目に優しく、見る人の心まで和ませてくれるようです。
この匠の技…まさに、イ・ケ・ア。
…とまぁ、こんな感じで自立訓練に最適な部屋が出来上がりました。
イケア・ジャパン様、IKEA鶴浜店の皆様、本当にありがとうございました。
子どものために使わせていただきます。
(山路)